
台湾本島の中部に位置し、中央山脈の懐に抱かれた南投県鹿谷郷。 たくさんの動植物と美しい景観に恵まれたこの土地に、中国・福建省武夷山から茶の樹が持ち込まれました。同時期、樹は台湾島の数カ所に植えられましたが、ここ鹿谷郷・凍頂山の自然環境がもっとも良質な茶を育てました。 それから150年あまり。凍頂山の名を冠した茶は、台湾でもっとも有名な烏龍茶として世界中に知れわたっています。

伝統的な凍頂烏龍茶は発酵も焙煎も比較的しっかりと施したものが主流でしたが、近年は趣向や食べ物の変化もあり、すっきりと清らかな風味のものが人気です。
この凍頂烏龍茶 清香は、素材の良さと極めて浅い発酵度により、雑味がなく、青々しさの残る緑茶のような味わいが特徴です。

台湾の有機認証は 完全無農薬・無化学肥料の有機栽培 でなければ得られません。
台湾で有機認証を得るにはまず認定機関による 微量元素の土壌検査 に合格しなければなりません。
(合格するには、通常2年以上前から訓練を受け、その無農薬有機栽培を実践している必要があります。)
そして最低でも 3年以上認定機関の指導下におかれ厳しい検査を受け続けます。
さらに有機認証を得てからも、抜き打ち検査が行われ 農薬使用などの不正が発覚すると認証剥奪 となります。
台湾の有機茶は 農薬・化学汚染フリーの極めて安全な茶葉といえます。
完全無農薬・無化学肥料の有機農法によって育てられた茶樹は、地中深くまで根を張りめぐらせます。
茶樹本来の生命力が高まり 滋養を存分に蓄えるため、茶葉が肉厚になるとともに旨味が濃くなります。
一般に化学肥料を使うと茶葉は大きくなるものの肉薄になり天然の旨味成分は減少します。
有機茶は一般茶に比べて 淹れられる回数が1.5倍から2倍ほど多くなります。
この回数の多さからも 有機茶の旨味が濃い ことが分かります。
契約茶園は台湾、USA、日本、EUの有機認証を獲得した非常に稀な農園です。
3000m級の高山が連なる台湾中央山脈の山腹にあり高山茶園として理想的環境が整っています。
高い有機栽培技術によって 特有の高山気が十分に含まれた有機高山茶を是非お試しください。