梅雨に入ったり、梅雨が明けたり。晴れかと思いきや、突然のにわか雨に遭遇してしまったり。夕立が夏の季語になっているくらいですから、案外夏は、雨が多い季節です。

 雨の日、どうですか?
 私はわりと好きですが、人によって好き嫌い、イメージなど真っ二つに分かれそうです。シトシトと地面を濡らす音で目が覚めるか、蒸し暑さとクルンクルンの毛髪にやれやれと目を覚ますか。一日のスタートから両極端かもしれませんね。

 雨に対する私のイメージは、自然現象というより耳で楽しめるもの、という部分が一番にきます。
 何か集中して物事に取り組みたい時のBGMに、雨音はもってこいだと思うんです。そういえば試したいレシピがあったなとか、買ったのに読まずに積み上げられている本に手を付けられるかもとか、部屋の模様替え計画とか、久しぶりに楽器引っ張り出して演奏したいとか…。考え始めると、無限に出てきそうです。



【白龍珠】コロコロと丸められた茶葉は、お湯を注ぐと長くほどけていく。


 あとは単純に、自然が創る音楽としても好きです。
 楽器で例えるなら、まず思い浮かぶのは、ピアノ。でもマリンバも捨てがたいんですよ、角が無くて丸く柔らかいイメージがあるので。と、書きながら考えていましたが、マリンバは雨より渓流寄りかもしれない。シャワシャワ、サワサワ、みたいな軽やかでずっと聞いていたくなる音に、マリンバは上手に寄り添ってくれそうです。
 豪雨は、ティンパニー。ゲリラ豪雨って、急に弱くなったり強くなったりするので、天気のコンダクターは、強弱のつけ方うまいな〜と思います。

 そしてこれは、雨だけが強いイメージのお話なので、暴風やら雷やらが飛び入り参加してしまうと、収拾がつかないハチャメチャアドリブ大合戦みたいになってしまうんですよね。銅鑼、参戦。指揮者、逃走。
 直に浴びる側になると、そんなこと考えている余裕あるわけないので、安全地帯である室内から聞いている分には、というお話です。



【ダージリン】フィナンシェやクッキーなどの焼き菓子が合う。すっきりとしたアイスティーもおすすめ。



【掛川】心地よい甘みと苦み。もなかやわらび餅と一緒に。


 でも雨が続くと、気圧や温度で体調を崩されがちな人も少なくないのが現実です。特に悩まされることが多いのは、頭痛でしょうか。症状で一番しんどいもの、長らく腹痛がトップに居座っていましたが、不服ながら偏頭痛と出会ってしまってから、其れが頂点に君臨してしまいました。
 頭痛って、我慢してどうにかならないですよね。そういう時は、無理せず一旦休んでみましょう。身体を休める時間を設けることで、天候に振り回されず、好きなことを楽しめるようになるかもしれません。そのサポート役に、最適なお茶もありますよ。
 

【薔薇人参烏龍茶】なんだか不調…という時の心強い味方。お湯を注ぎ足して何杯でも。



【に、お茶。03.眠りたい夜に】快い睡眠のサポート役。ノンカフェインだから安心。


 雨の日も、自分の好きなことを楽しんでいきましょう!