白牡丹 20g

2,160円(税160円)

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白牡丹は中国・福建省福鼎を代表する白茶。発酵度の低い “軽発酵茶or 微発酵茶” に分類されます。
烘焙による強い火入れを行わず、茶葉自身が持つ酵素の働きにまかせてゆっくり酸化させるため、緑茶とも烏龍茶とも異なる、白茶らしい柔らかな風味が生まれます。



製法はとてもシンプルで、 一芯一葉、または一芯二葉を丁寧に摘み取り、 時間をかけて萎凋(しおらせ)させながら自然乾燥に近いかたちで仕上げます。
この「大きく手を加えない」工程こそが、白牡丹の魅力です。
春に芽吹いたばかりの若芽の産毛、葉脈の繊細な模様、 そのひとつひとつがそのまま茶葉の姿として残ります。



その性質は清涼性とよばれ、身体のほてりやのぼせを取ると言われています。 美肌の茶として、最近もネットメディアなどを通じて最強の美肌効果や日焼け対策効果が取り沙汰されることが多いので、美容に興味がある方にも。



2025年春摘みは特に芽がふっくらとして香りが良く、 白い花を思わせるやわらかな香気と、 ふわりと広がる蜜のような甘みがバランスよく感じられます。 口に含むと穏やかな穀物のニュアンスが重なり、 余韻は清らかで長く、心をゆるめるような静けさを湛えています。



白牡丹は新茶の軽やかさを楽しめる一方、 時を置くほどにコクと甘みが深まり、まろやかな表情へと変化していきます。 “育つお茶” として、季節ごとに味わいの移ろいを感じられることも魅力のひとつ。 ぜひ、その年ごとの個性をゆっくり味わってみてください。
【淹れ方例】
淹れ方が難しいのでは?というご質問をよくいただきますが、白茶は他のどのカテゴリーの茶と比較しても、温度の要求が厳しくありません。製茶の工程の「揉み」がないためにゆっくりと抽出されるお茶ですから、時々味見しながら淹れてみてもいいかもしれません。

【1】・リーフ 5g ・お湯の温度 85~95℃  ・ 時間 1分~

【2】・リーフ 5g ・お湯の温度 75℃ ・時間 5分~

2通りの例をあげましたが、紅茶のように沸騰直後の湯で20~30秒という淹れ方をしたり、産地の福建では煮出したり、といろんな楽しみ方ができる茶です。
chf中国茶フェア白茶

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