鳳凰単叢 蜜蘭香 20g

2,580円(税191円)

3つに分類される中国大陸の烏龍茶のうち、広東省をメインの生産地とするものを広東烏龍茶と呼びます。この地区で一番有名なのが、伝説の霊鳥の名を冠した「鳳凰単叢*(ほうおうたんそう)」。鳳凰が羽を広げたような雄大な景色をもつ、広東省潮州の鳳凰山でつくられるため、この名がつきました。(*鳳凰単そうの「そう」は木編に叢)

単叢というのは「ひとつの樹」という意味で、本来の定義は茶園から広く摘まれた茶葉ではなく、1本の茶樹からつくられたものとなります。必然的に希少価値とともに価格も高くなりますが、本物の単叢はそれに見合うだけの茶樹本来の生命力まで感じられるような力強い深みを持っています。



この茶に熱湯を注いでまず驚くのは、そのフルーティーな香りです。これが烏龍茶なの?というくらい、まるでマスカットや、熟した果物にも似た甘く美味しそうな香りを放ちます。
良質な鳳凰単叢に渋みはほとんどなく、すっきりとした苦味が一瞬だけ舌の上を通ります。初めて経験する人の多くが虜になるこの茶は、さらに個々の樹によって「蜜蘭香」「黄枝香」「桂花香」など、香りの種類を多数持ちます。そのどれもが武夷岩茶に似た力強そうな乾燥茶葉からは想像できない繊細で優しい香りを持っています。

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